外保連とは

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【シンポジウムの経緯】

 外保連では平成20年度の診療報酬改定にむけて要望書を提出し、今後はヒアリングなどが予定されております。しかし、昨今の情勢を見ますと、単に要望書を提出したり、厚生労働省に窮状を訴えるだけでは、これが診療報酬の改善に直ちにつながるとは考えにくい状況です。そして、今や医療制度崩壊の危機が目前に迫っており、その背景には人手不足を含む医師、看護師の過酷な労働環境や、医療費削減による締め付けがあります。この状況を根本的に改革するためには、医療費の総枠規制を外し、少なくとも先進諸国並みに医療費を増やすことが必須であることを、広く国民にも理解してもらう必要があります。しかし、過去を振り返って見ますと、そのために医療者側が十分に説明責任を果たしてきたとはいえません。今こそ、現在の医療崩壊の危機を国民に広く伝えるためにも、何らかの行動を起こすべきだと考えます。

 本年2月19日に、聖路加看護大学で看保連が主体となり、内保連、外保連、看保連合同のシンポジウムが開催された際に、今後は三保連が合意できる点については協力して行くことが話し合われました。医師だけでなく看護師と力を合わせて、社会にアピールしてゆくことで、国民の理解が一層深まる可能性があります。そこで、要望書を提出した今こそ、三保連が社会に対してアピールすべき時であると考え、下記の如く合同シンポジウムの開催を決定しました。

 事前受付はございませんので、当日多数の方のご来場をお待ちしております。


内保連、外保連、看保連合同シンポジウム
医療の崩壊を防ぐためには?―三保連からの提言―

日 時:平成19年9月1日(土曜日)午後2時~5時
会 場:癌研究会有明病院 吉田記念講堂
http://www.jfcr.or.jp/access/index.html
(東京都江東区有明3-10-6、りんかい線国際展示場駅、ゆりかもめ有明駅から徒歩5分)


問い合わせ先:〒105-6108 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センター8F
日本外科学会内 外保連事務局  
TEL 03-3459-1455 FAX 03-3459-1456 E-mail office@gaihoren.jp

pdf 【シンポジウム概要】(PDF/153KB)